問題の謎を解く「カギ」を見つけたら・・・。
前回のつづきです。
同じ出来事に遭遇したとしても、
同じモノを見ていたとしても、
同じような環境で育ったとしても、
そこで感じる「感情」って、人それぞれ違いますよね。
もちろん、同じ場合もありますが・・・。
人は、みんな、何かの「感情」を感じて、それから、何かを考え、自分の次の行動を決めています。
無意識であれ、意識的であれ、みんな、そうですよね。
何をどう感じ、どう行動するかは、もう、その人自身の癖であり、思考パターンになっていると思います。
生まれてすぐの赤ちゃんは、まだ、どんな思考の癖もありません。
そこから、物心つくまでの環境の中で、思考の癖は、できていきます。
物心つくまでと言ったら、家族と過ごすのがほとんどですから、家族との関係の中で、それはつくられます。
もちろん、一度できたら、ずっと、そのままというわけではありません。
成長の過程の中で、様々なことを体験し、学びながら、どんどん変化していくのが普通です。
でも、なかには、子どもの頃の思考パターンのまま、残っているものがあるんですね。
今、何か、問題を抱えていて、ネガティブな「感情」を感じているとき。
それは、大人の自分ではなく、「子ども心」の自分が反応しているのかもしれません。
具体的に、どんな「子ども心」なのかは、今、感じている「感情」と同じ感情を感じた、6歳以下の、一番初めの出来事を思い返してみることで、見つけることができます。
そこでは、まだ幼い自分が、大人の意図が理解できず、何か、勘違いをしてしまっています。
何か、勘違いをして、そして、「じゃあ、こうしよう」と、その時、子ども心に、自分で、何かを決めてしまいました。
これが、問題の根本原因です。
決して、親や兄弟、環境などのせいではありません。
自分が、勘違いをしたのがそもそもの原因です。
幼いのですから、勘違いをして当たり前です。
自分を責める必要も、相手を責める必要もありません。
それに気づいた時、
「なーんだ、そんなことが原因だったのか!」と、笑えることもよくあることです。
些細な子どもの頃の勘違いが原因で、これまで、何度も何度も、人を変え、出来事を変え、ネガティブな出来事を引き起こしていたなんて・・・ほんと、バカバカしい(苦笑or爆笑) と思ったりもしますよ。
子どもの頃に作られた「思考パターン」が原因なので、これを修正しない限り、似たような出来事が何度も繰り返されるという仕組みです。
現象は、フラクタル(相似形)になっているんです。
あなたも、もし、今、何か、問題を抱えていたら、勘違いを見つけて、修正してみませんか?
何度も何度も、同じような出来事が起きているってこと、ありません?
でも、6歳以下の出来事を思い出すって・・・、大変そうですよね。
大丈夫♪ 私がナビゲートいたします。
慣れれば、自分で勘違いに気づき、修正できるようにもなれますが、初めは、一人では、難しいです。
何しろ、勘違いをしているのですから。
自分で気づけるくらいなら、さっさと、気づいて、修正していますよね。
私のカウンセリングでは、こんな風に、今の「感情」をカギにして、問題の謎を解き、根本原因を見つけ、修正しています。
あなたも体験してみませんか?→★★★